オンネトー湯の滝 国の天然記念物 微生物によるマンガン酸化物生成地 世界的にも注目!
2014.01.08
オンネトー湯の滝 マンガン形成資料の小屋
オンネトー湯の滝 マンガン形成資料の小屋
オンネトー駐車場から約1.7km程歩いた所にある『オンネトー湯の滝』です。車では行けないので獣道を歩くこと約20分、このように開けた場所と滝壺、マンガン形成資料の小屋に着きます。

天然記念物オンネトー湯の滝
天然記念物オンネトー湯の滝
 オンネトー湯の滝マンガン酸化物生成地
指定年月日 平成12年9月6日
<指定理由>
オンネトー湯の滝は、活火山である雌阿寒岳の麓の原生林内に存在し、高さ20数メートルの滝を流れ下る温泉水からは、微生物の作用によりマンガン酸化物が沈殿を続けており、陸上で観察できる最大のマンガン酸化物の生成場所として世界的にも注目されています。微生物によるマンガン酸化物の生成は35億年前の地球上で始まった海岸や大気の中の酸素の形成過程を示唆していて、地球や生命の歴史を解明する上でも大変貴重な現象といえます。現代文明においても、マンガンは製鉄の際の添加物や乾電池の材料として私たちの生活に役立っています。

注意事項・・・大変貴重な現象であり、岩石等には触れないで下さい。
文部科学省・林野庁十勝東部森林管理署・足寄町・足寄町教育委員会

オンネトー湯の滝露天風呂
オンネトー湯の滝露天風呂
露天風呂から、約10m程上ったところから撮影したものです。手前が湯の滝で、左奥に脱衣場、右奥が露天風呂です。ここは湯の滝が2本あり、この写真は上段にあたります。下段には湯の滝と滝壺、マンガン形成資料の小屋があります。

オンネトー湯の滝露天風呂
オンネトー湯の滝露天風呂
直径約3m位。湯の滝の撮影後、入浴しましたが「最高~っ」でした。但し、ヒグマがでるのでご注意下さい。
脱衣所有り、混浴
現在は入浴できません。

オンネトー湯の滝
オンネトー湯の滝
オンネトー湯の滝は地上でできるマンガン鉱物の生成が観測できる場所として世界的に貴重であり、学術的にも高く評価されているものです。現在、この貴重な環境を維持・保全していくために国の「天然記念物」に指定されています。黒く光るマンガンと透明感のある湯の滝が作り出す風景には四季折々の山々と相まって見る者に躍動感をあたえるものです。

オンネトー湯の滝立ち入り禁止
オンネトー湯の滝立ち入り禁止
左の湯の滝を登るとこのように看板が出ています。ここから先は行き止まりです。
立ち入り禁止
「湯の滝」地域は、世界でも珍しい「生きている酸化マンガン鉱床」です。貴重な天然記念物保護のため、この湯だまりには立ち入りを禁止します。
足寄町・足寄町教育委員会


以下の文面はオホーツクドットコム オンネトー写真集より抜粋したものです。
補足:2012年12月、読売新聞を読んでいたところ外来種の熱帯魚グッピーなどが大量繁殖し国の天然記念物「マンガン酸化物生成地」の成長が止まる懸念が出てきたと書いてありました。オンネトー湯の滝は 陸上で観察できる世界最大規模の二酸化マンガン鉱床でマンガン鉱物の生成場所として 2000年9月に国の天然記念物に指定されました。しかし何者かが池に外来種の熱帯魚を放流し、この熱帯魚がマンガン生成に必要なシアノバクテリアとマンガン酸化細菌を食べてしまうことが分かったそうです。環境省阿寒湖自然保護官事務所では、池に落ちる温水を道水管を引き迂回させ冬の間に凍死させ根絶しようと作戦を練っているようで2014年度に設置、稼動させる予定だそうです。本来、日本にはいない外来種なので根絶し国の天然記念物「マンガン酸化物生成地」を守らなくては!。ちなみに冬季通行止めです。写真は2002年7月に撮影したものです。

補足:2019年3月、2019年5月2日にも書きましたが、読売新聞によると環境省は外来種の熱帯魚グッピーなどの根絶に成功したそうです。5年も掛かるんだね~。このオンネトーサイトも約10年!!

2019/9/16
このページは、約10年程前に制作した「オンネトー湯の滝」を制作し直したものです。写真も大きくなり見やすくなったかと思います。「オンネトー湯の滝」の写真は2002年7月7日に撮影したものです。
これだけ貴重なオンネトー湯の滝。世界自然遺産に登録されないかな?


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雌阿寒岳登山【注意事項】
2014.01.08
雌阿寒岳登山【注意事項】
初夏のオンネトー
左:雌阿寒岳 右:阿寒富士
雌阿寒岳登山【注意事項】


*雌阿寒岳は現在も活動が続いている活火山です。突発的な火山活動(小噴火・火山ガス)による火山災害等の危険が常にあることをご承知いただき、入山する場合につぎの注意事項を必ず守ってください。

〇事前に火山活動にかんする情報を確認の上、入山の判断をしてください。
〇入山時、下山時には必ず入登山者名簿に記入してください。
〇ラジオや携帯電話を携行し、随時情報等を収集してください。
〇看板の指示に従い、登山コース以外に立ち入らないで下さい。
〇「雌阿寒温泉コース」の9合目から上、及び「オンネトーコース」の8合目から上は地形等の影響により防災無線放送(サイレン)が聞こえません。速やかに通過してください。また「阿寒湖畔コースからはサイレンが聞こえませのでラジオ等で随時情報を収集してください。
〇火山活動に異常が発生した場合、雌阿寒温泉・オンネトーコース側はサイレンで下山を呼びかけます。サイレンが聞こえたら慌てず直ちに下山してください。
 (広報例:サイレン30秒~避難の呼び掛け等~サイレン30秒~避難の呼び掛け等~サイレン30秒~繰り返し)
〇火山付近は地盤が軟弱で、噴煙活動が続いており、大変危険ですので絶対に規制ロープから出ず、速やかに通過してください。
〇山頂部では、突発的な噴火が発生した場合噴石が飛散する恐れがあります。また、有害な火山ガスが発生する恐れもありますので速やかに通過してください。
〇地震や地鳴り等の異常を感じたときは、慌てず直ちに下山してください。

ラジオ周波数
NHK ⇒ 585KHz
STV ⇒ 882KHz
HBC ⇒ 1404KHz
FM釧路 ⇒ 76.1MHz

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2014.01.08 13:38 | 固定リンク | 雌阿寒岳登山

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